知財転職の視点

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特許事務所か企業知財か。キャリアの方向性を考える際の視点とは?
転職相談の中で、

「特許事務所で経験を積んできましたが、このまま専門性を深めるべきでしょうか。それとも企業知財も検討した方がよいのでしょうか」

という相談を受けることがあります。

特に30代前後になると、

・特許事務所で専門性を深めたい
・企業知財にも興味がある
・働き方を見直したい
・今後のキャリアの幅を広げたい

など、将来の方向性について考え始める方もいます。

私自身も、まず求人を探す前に、

「今後どのような仕事に関わりたいのか」

を一緒に考えるところからお話しすることがあります。

特許事務所と企業知財では、業務内容や求められる役割が異なるため、転職先を探す前に方向性を考えておくことが重要になるからです。
特許事務所と企業知財のどちらに進むか比較検討するイメージ
キャリアの方向性によって見える選択肢も変わってきます

「特許事務所か企業知財か」よりも、まず考えたいこと

「特許事務所か企業知財か」という二択ではなく、「どのような仕事に関わりたいか」から考え始める方もいます。

例えば、

・明細書作成を中心に専門性を深めたい
・発明発掘や事業部門との連携にも関わりたい
・知財戦略やポートフォリオ業務に興味がある
・特定企業の製品や事業に近い立場で関わりたい

など、重視する内容によって方向性は変わってきます。

また、企業知財といっても、メーカー、IT系、化学系などによって業務内容や役割は異なります。

実際の転職相談でも、

「企業知財ならどこも似たような仕事だと思っていました」

という声を聞くことがあります。

そのため、「企業知財」という言葉だけで考えていると、入社後のイメージとの違いを感じることもあります。

「特許事務所の経験は企業知財で評価されるのか」という相談もあります

例えば、

・明細書作成経験はどのように評価されるのか
・中間対応経験は活かせるのか
・技術分野との相性はあるのか
・企業側との折衝経験は必要なのか

といった相談を受けることがあります。

実際の採用場面では、企業ごとに求める経験や役割は異なります。

そのため、「企業知財へ行けるか」という視点だけではなく、「今後どのような経験を積みたいのか」を軸に方向性を考える方も少なくありません。

ライフステージの変化をきっかけに考える方もいます

今後のキャリアを考える中で、働き方やライフステージをきっかけに方向性を見直される方もいます。

例えば、

・長期的に働ける環境を考えたい
・在宅勤務や柔軟な働き方を重視したい
・家庭とのバランスを見直したい
・働き方そのものを見直したい

など、キャリア全体を含めて見直す方もいます。

一方で、「企業知財=働きやすい」「特許事務所=忙しい」と一括りにはできず、組織や業務内容によって実態は異なります。

条件面だけでなく、実際の業務内容や働き方まで確認しながら検討される方もいます。

特許事務所で専門性を深めるという選択をされる方もいる

企業知財を検討した上で、改めて特許事務所で専門性を深めるキャリアを選ばれる方もいます。

例えば、

・明細書作成をさらに深めたい
・特定技術分野の専門性を高めたい
・国内外案件を幅広く経験したい
・弁理士としての専門性を追求したい

など、特許事務所ならではのキャリアに魅力を感じる方もいます。

特許事務所ごとに、

・案件構成
・顧客との距離感
・育成方針
・働き方
・専門分野

などに違いが見られます。

実際の転職相談でも、最初から
「企業知財へ行きたい」
「特許事務所へ残りたい」
と決まっている方ばかりではありません。

むしろ、

・どのような仕事をしたいのか
・どのような経験を積みたいのか
・どのような働き方を重視したいのか

を考えていく中で、自分が重視したいことが少しずつ明確になることもあります。

特許事務所か企業知財かという結論を急ぐのではなく、まずは自分が何を重視したいのかを考えてみることも一つの方法です。
この記事について
知財クレアは、知財・特許分野に特化した転職支援サービスを提供しています。

運営者は2006年より人材紹介業界に従事し、2015年から知財・特許分野の転職支援を行っています。